急性咽頭炎

急性咽頭炎の原因としてウイルス性が多く、ウイルス性の場合対症療法のみで可

 

Centor ScoreでA群β型溶連菌の可能性が高いかを評価

①BT38↑、②咳嗽(-)、③頸部リンパ節腫脹・圧痛、④扁桃腫大、滲出物(+)、⑤15歳未満

各1点で2点以上で咽頭ぬぐい迅速抗原検査を行う(※45歳以上ではマイナス1点)

 

・細菌性咽頭炎の処方例

アモキシシリン(ペニシリン系)250mg 3t/3x

セファレキシン(第1世代セフェム系)250mgまたは500mg 3t/3x

どちらも合併症予防のため、10日間の抗菌薬治療(飲み切ってもらう)

EBウイルスを除外できていなければセフェム系が無難

 

症状軽快後も腎症、リウマチ熱に注意(1か月後くらいに再度受診とする)